海外生活奮闘日記🇩🇴

海外生活、旅行についての紹介!

実際に経験したあってはならない事。

世界では、生まれ育った国を離れ、海外で生活する人もかなり増えています。
私も2年程、日本から飛び出し、海外で生活していました。
最初の内は、話すこともままならない、文化も食事も合わず
「なんだこの国は」と思っていました。

それが、自らが心を開くことで、毎日が充実した
楽しい日々に変えることができました。
でも、その楽しい日々の裏側にあるのが「人種の壁」であり
これは、今でも世界的な問題となっています。
実際に僕も人種の壁にぶち当たることが多々あり、
「〇〇人だから」馬鹿にする対象ということや
「〇〇人は嫌いだ!」というイメージだけで相手にしないなど、、、
日本にいたときには経験できなかったことを経験しました。

海外に行くと、必ずしもすべての国が安全というわけではありません
そこには、様々な考え方、環境があります。

僕はどちらかというと、少しでも海外に興味がある人は
旅行でも良いから行った方が良い。と考えています。
そう思うのであれば、良い事だけを書いて、魅力な部分を伝える。
ということをすることもできますが、僕が言った国で経験した海外のリアルを
知っておいて欲しいし、知っておいた方が良いと思うので
今日は僕が海外で経験した「あってはならないこと」を書きたいと思います。

1、人を国籍や肌の色で呼ぶ
僕はドミニカに居ましたが、ドミニカの人からしたら僕は「外国人」です。
話せる言語も違えば文化、思考方法も全く異なります。
だからこそ、いろんなことをも学ぶために、色々な場所に出向き
会話をすることでスペイン語の強化や様々な経験をしてきました。
そうやって、仲のいい人を見つけていくことはできましたが、
全てがすべて、そういう人ばかりではありません。
中には「おい、アジア人!!」というように呼ぶ人もいれば
肌の色で呼ぶ人もいる。そういった人たちにも声をかけられることが実際に
あるのが真実なんです。
しかし、彼らの中では「差別ではない。名前がわからないから人種や肌の色で呼ぶし
かないだろ?」
という感覚にしかすぎないのです。
別に、ドミニカの人の間隔を否定したいわけではありませんが、感じようによっては
これは「人種差別」とも捉えることも十分可能です。
僕は、最初の頃はすごく違和感を覚えていましたが、そのことに対し
苛々してもと思い、言い返すのもやめました。
でもこういう考え方が少しでもなくならなければ、「人種差別」そのものは
無くらないのではないかとも考えています。

2、コロナ禍において
ドミニカでもコロナの感染者数がとても多く、現在のところ約10万人の
感染者が確認されております。
僕は5月に日本に帰ってきたので、現在よりもより落ち着いていた時期ではありまし
たが
その時期でさえ、命の危険を感じることがありました。

2020年3月、スーパーで買い物をしていた時の事です。
僕は店の入り口にあるアルコールで手を消毒し、マスクを着用した上で
買い物をしていたのですが、とあるドミニカ人に
「おい、アジア人!!おまえ、コロナをドミニカに持ってきやがって。」
と、いきなり言われました。
僕からすると目からウロコだし、そもそも、世界的なパンデミックとなる1年以上も
前から
僕はこの国にいる。そしてドミニカから出国を一度もしていない。そのような状態で
もありますが
「アジア系の顔をしている」というだけでこのような言葉を浴びせられたのです。
挙句の果てには、「近づくな」だったり「早く店から出ろ」ということも言われまし
た。
幸い、僕はその時現地の友達で筋肉ゴリゴリの男性と一緒に買い物をしていたので
友達が丸く収めてくれ、何事もなかったのですが、もし一人で買い物をしていた
ら、、、ということを
考えるとゾッとしました。

僕はアジアの民族である日本人ということに誇りを持っていますし、他の民族や肌の

国籍なんて、人付き合いをする上で問題はないと考えています。
「人類は皆、兄弟ですから」

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でも、十人十色の考え方があり、文化との関係から
「人種差別」に繋がってくることもあるのではないかと思いました。

テニスの大坂なおみ選手が人種差別が原因で「試合をボイコット」したという件につ
いても
僕は大賛成でしたし、こういう発信をしていかないと無くならないので
考える良いきっかけになるのではないのではと感じております。

以上、今日は少し暗い話となりましたが
僕が「実際に経験したあってはならない事」について書かせて頂きました。
日本に居たとき、実際に「差別」を受けたことというのは一度もなかったのですが
いざ、海外に行くと「弱者」である私は「差別の対象」として「口撃」をされ
とても悲しい気持ちになりました。
でも、こういう経験は海外に興味がある人問わず、必ず発信しておいた方が良いと
考えた為、今日は皆さまに発信させて頂きました。